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空気中の7割がゲーム、魚屋スイソです。
『脱出アドベンチャー 旧校舎の少女』
2013/3DS/アークシステムワークス
何の気なしに買った『アドベンチャーゲームサイド Vol.1』で特集されているのを見て購入。ニンテンドーeショップで700円だったということもあって正直そこまで期待していなかったのだけど、これが大当たり。
どうやら閉じ込められたようだ、何も覚えていない、とにかくここから出なくては、なんていう当たり障りのないモノローグは脱出ゲームにありがちだけど、このゲームはしっかりキャラクターと物語が活きているのが特徴で、タイトルにも「脱出ゲーム」ではなく、「脱出アドベンチャー」と冠してあるように、背景・キャラの立ち絵・メッセージウインドウというADVのインターフェイスがまずあって、謎解き要素は読み進めていく合間合間に挟み込まれているという作りになっている。とは言えその謎解きもよく作り込まれていて、脱出だけではなく、探索・分解・パズル・推理など、パターンが豊富でゲームとして飽きさせない。難易度はそこまで高くないのだけど、閃いたとき、成功したときの嬉しさは充分あるし程よい手応え。ストーリーの方はというと、私立逢魔学園高校に通う主人公の女の子、時野若留ちゃんが好奇心を爆発させて七不思議に挑むというオカルト物で、物語そのものも大きな謎になっているため続きを知りたくなるという点も、このゲームの魅力。
眼鏡の女の子、ちょっと地味だなと最初は思ったけど、ころころ表情を変えて喋る若留ちゃんを見ていると段々と好感が持てるように。キャラの掘り下げも冗長じゃない程度にしっかり用意されていて、ストーリーと謎解きのバランス加減が非常にグッドだった。