ゲームは酸素、魚屋スイソです。



リズム天国
2006/GBA/任天堂

やっちゃった。やーっちゃった、リズム天国。プレイ前の自分みたいにリズ天は曲もキャラもなんとなく知ってるって人も多いんじゃないかな。一応、ゲームとしてどういうふうに進んでいくかを簡単に説明しておくと、ミニゲーム風のステージをクリアしていって、5つごとにそれまでのゲームと音楽がごちゃ混ぜになった「リミックス」というボスステージが解禁されて、それもクリアするとまた次のステージへ、という内容。クリアだけなら簡単、けど「ハイレベル」と「パーフェクト」を狙うとなると一気に難易度は跳ね上がる。後半にはルールは同じでもリズムが複雑になってパワーアップしたステージもあるし、なかなか侮れない。ノリノリでプレイした後に待つのはミスの許されない緊張感。というアオリは置いといて、とにかく好きなゲームと曲をどどっと紹介。



ステージ2にしてすでにリズ天の神髄を垣間見せてくれる「リズム脱毛」のこのアヘ顔。そもそもリズムにノって毛を抜くってどういうことだよ、なんて野暮な突っ込みしてたらこの先やってられないぜ。なるほどこれがリズム天国。



等間隔に3つめを叩くだけ、なのになんでこんなに楽しいんだろ。4分だけじゃなくて急に8分になったり裏拍になったり、不意打ち的なリズムの変化がグッド。



「スペースダンス」はとにかく曲が好き。パパパパーンチ。間違えたときはちょっとかわいそう。



チルアウト系で音楽かっこいいのに内容は3時のおやつのことばっかりという「ラップメン」。右の黄色い顔の男の声がツボ。



こちらは「ラップウィメン」。どんなにクールに決めていようと、けっきょくおやつ。



女の子がかわいい「タップダンズ」。リズ天屈指のついついノリノリになるゲームのひとつ。



「7thリミックス」と「8thリミックス」の「マーチャ」のターンでは『メイドインワリオ』の宇宙ウサギも登場。なんとなく不安になる動き。



これはもう見た目通りの「ポリリズム」。左右で別のリズムを刻む、というのは意外とできないよ人間。でも音ゲーマーは得意だったりするのかも。



これもまた違うスキルが必要とされる「しろいおばけ」。リミックス系を差し置くと実質ラスボス。何がそんなに難しいって、塀の左からおばけがヒョコヒョコ一定間隔で顔を出してくるんだけど、途中から顔を出さなくなってBGMも無音に、その状態で自分の頭の中で拍を数えて8拍めのジャストタイミングで矢を放たないといけないという。しかもそれだけじゃなくて、毎回テンポが違うのよね。早い分にはまだいい、問題はゆっくりになったとき。



ボタンを押せば画面で絵が動いて音が鳴る、ってのはゲームの基本だけど、大事な要素だなーと再認識。おまけコンテンツの「ドラムレッスン」も、GBAのボタンを使っての演奏とはいえ、いろんなリズムを試しているうちに夢中になってしまう面白さがある。リズムゲーム、ノリ感ゲームと銘打ってはいるものの、すごくゲームらしくていいゲームだった。

リズム天国

Posted on

2013年9月29日日曜日

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